トピックス 私募REIT市場
2023年の運用開始数は過去最多、銘柄数でJ-REIT超えも視野に

私募REIT市場が活況だ。2023年に運用開始した投資法人数は9月までですでに過去最多を更新。2024年以降の運用開始や組成を公表しているスポンサー企業も複数あり、銘柄数で現在60のJ-REIT(上場REIT)を上回る可能性が高まっている。こうした私募REIT市場活況の理由や背景を、同市場を長年ウオッチしている三井住友トラスト基礎研究所の前田清能氏に分析してもらった。

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開発トレンド 東京・横浜の建築計画調査
総延べ床166万m2が着工へ、内幸町では大型再開発が始動

2023年7月上旬から10月上旬までに都心5区と東京都、横浜市に提出された建築標識設置届に基づき、開発計画を調査した。調査対象となったのは計128件。総延べ床面積は約166万m2だった。都心5区では、千代田区が約69万m2で最も大きく、次いで渋谷区(約16万m2)、港区(約10万m2)、中央区(約3万m2)、新宿区(約2万m2)の順。その他18区は約34万m2、横浜市もほぼ同じ約34万m2だった。

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オフィス市況トレンド 企業移転ニュース
六本木ヒルズにキンドリルジャパン、伊藤忠丸紅鉄鋼がミッドタウン八重洲へ

売買レポート

  • 三井物産デジタルAMがホテル2棟、香港フェニックスから
  • 日本ビルファンドとグローバル・ワン、100億円弱のビルを交換
  • DBJの私募REIT、スイスの投資グループから
  • 三菱鉛筆が2211m2を売却、譲渡益は51億円
  • 136億円で土地10物件、地主プライベートREIT
  • シティホームズが売却、駅近の新築店舗
  • 南青山の複合ビル、リンナイが250億円で
  • 25億円でオフィスを売却、昭文社ホールディングス
  • 五反田の築浅オフィス、月桂冠が住友商事などから
  • 心斎橋のオフィス・店舗、信和不動産が運用目的で
  • 原宿の店舗ビルを取得、ケンコー・トキナー経営者
  • ロードスターキャピタルから取得、三菱HCキャピタルリアルティ
  • 東京と大阪でマンション8棟、第一生命が香港フェニックスから
  • 453億円で新築・築浅19物件、大和証券リビングが運用資産に
  • 新横浜のオフィス、55億円で売却
  • 歌舞伎座近くのビル2棟、アルデプロが売却 ほか

売買事例一覧 143件

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ダイジェスト――開発、戦略、海外、注目レポートなど

  • 第一生命と丸紅が100億円、鳥栖の物流施設に共同出資
  • 出社率は平均7割、ポストコロナの巡航状態に ほか