特集 2023年の賃料・企業移転分析
「人員増」が再び移転理由1位に、セットアップや居抜きも拡大

社会がアフターコロナへと舵を切った2023年。「人員増・業容拡大」の移転が増加し、賃貸オフィス市場には明るさが見え始めた。出社率の向上などからオフィス需要は回復傾向にあり、急速に稼働率を高めるビルも現れた。成約賃料水準は横ばいが続いていたものの、2023年末には渋谷駅周辺など一部のエリアで上昇の気配が出てきた。

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トピックス 改修事例研究/第一生命日比谷ファースト
築30年で新築並みの成約賃料、コワーキングスペースで訴求

農林中央金庫の退去・売却で第一生命保険の単独所有となった旧DNタワー21。第一生命は環境配慮などの観点から当面は建て替えず、一部自社利用を続けながら大部分を賃貸運用することにした。6階にあった食堂をコワーキングスペースとしても使えるように改装。元から持つ抜群の眺望も寄与し、築30年ながら新築並みの推定成約坪単価3万7500円以上を達成した。

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開発トレンド 東京・横浜の建築計画調査
八重洲や湾岸で大型開発、総延べ床125万m2が始動

2023年10月上旬から2024年1月上旬までに東京都心5区と東京都、横浜市に提出された建築標識設置届に基づいて開発計画をまとめた。届け出130件は前回調査比2件増、総延べ床面積約125万m2は同約41万m2減だった。都心5区では中央区が約27万m2と最も多く、次いで渋谷区(約12万m2)、港区(約10万m2)、千代田区(約4万m2)、新宿区(約3万m2)の順。その他18区は約37万m2、横浜市は約31万m2だった。

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オフィス市況トレンド 企業移転ニュース
麻布台ヒルズにパーソルキャリア、シャネルが京橋で1300坪

売買レポート

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  • 300億円で英M&Gが取得、西新宿の複合ビル
  • 総額547億円の資産入れ替え、日本ビルファンド
  • 115億円で本社ビルを売却、東洋エンジニアリング
  • ニセコで別荘地を分譲へ、リストデベロップメント
  • 神保町の飲食店ビル、小学館が取得へ
  • 321億円で第一興商、本社機能を集約へ
  • 六本木のオフィスと銀座の店舗、ボルテックスが区分販売用に
  • 複合ビルの開発用地として、福岡スタンダード石油が取得
  • 三菱HCキャピタルリアルティが取得、運営はイシン・ホテルズ・グループ
  • 総額509億円の資産入れ替え、サンケイリアルエステート
  • 日本土地建物が販売用に取得、外堀通り沿いのオフィス・店舗
  • グーグルが広島と和歌山で、データセンター開発へ
  • 旧REIT資産の老人ホーム3物件、第一生命と玄海キャピタルが取得
  • 220億円で大型リゾートホテル、KDX不動産投資法人が運用資産に ほか

売買事例一覧 115件

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ダイジェスト――開発、戦略、海外、注目レポートなど

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  • 米国でオフィス苦戦、コロナ前の働き方に戻らず ほか