新型コロナウイルスの感染拡大に伴うデジタル化の加速は、オフィス市場に創造的破壊(イノベーションによる既存市場の縮小と新市場の勃興)が起こる可能性を高めた。この不確実性が顕在化するか否かを結論づけるのは現時点では困難だが、顕在化した場合の脅威を考慮すればオフィス市場の関係者は真剣に一定の備えをすることが求められるのではないだろうか。いずれにせよ「フィジカル空間」である不動産と「サイバー空間」は、需要を食い合う代替関係にも、互いに需要を高め合う補完関係にもなり得る。今後、デジタル化という長期トレンドが続くことは疑いの余地はない。デジタル化の脅威もしくはチャンスといかに付き合っていくかは、不動産業の根幹を揺るがしかねない長期的かつ本質的な課題だ。

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