国土交通省の「建築着工統計調査」によると、物流施設の合計床面積は2010年以降に増加して2020年は1145万9000m2だった。1棟あたりの床面積も増えており、物流施設の大型化は今後も続くだろう。大型化の理由は、EC(電子商取引)化で消費地への利便性が高いインターチェンジ(IC)周辺などに大型配送センターの建設ニーズが高まっているためだ。市街化区域内の物流施設用地の価格高騰もあり、市街化調整区域での開発が増えていくだろう。なお2020年12月時点で、REIT保有の物流施設411物件のうち市街化調整区域内に立地するのは31物件となっている。

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