新型コロナウイルスの感染拡大が終盤を迎え、いわゆる「ペントアップ需要(物品購入やサービス利用を控えていた消費者が景気回復期に一気に需要を満たそうとする行動やその結果)」が相当に蓄積している。中でも外国人の訪日ニーズは高まっており、アジアや欧米豪の居住者の旅行先で日本が首位だ。コロナ禍を経験し、他国に比べた日本の清潔さと治安の良さなどが高く評価されている。訪日旅行にかける予算は以前より積み増す意向で、訪日客による日本国内での消費(インバウンド消費)は、訪日客数の回復以上に期待ができそうだ。このような状況から、余力のあるオペレーターはコロナ禍収束後を見すえた新たな事業展開をすでに模索している。ホテル市場が再び活気を取り戻す日も近いだろう。

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