アーバンコーポレイションは6月28日、AIGグローバル・リアル・エステート・インベストメント・ジャパン・コープと不動産開発で提携を結んだと発表した。AIGの運用ファンドとアーバンコーポレイションが資金を出し合い、オフィスビル、住宅、商業施設などを建設する。

 開発の第1弾は、関西地方にあるオフィスビルを店舗ビルに建て替えるプロジェクトだ。詳細は明らかになっていないが、事業規模は約100億円に上る見込み。完成後は、不動産投資信託(REIT)の投資法人やプライベートファンドなどへの売却を想定している。アーバンコーポレイションは今後、AIGによる信用力と資金力の補完を受けて、2年間で1000億円程度の不動産を共同開発していく考えだ。

■アーバンコーポレイションの発表
http://www.urban.co.jp/tousika/pdf_press/05_1/pres_050628_1.pdf